2010年03月03日

第62期生が旅たちました

 3月2日に第62回卒業式を盛大に終えることができました。前日の激しい雨とは打って変わって、まるで62期生の卒業生を歓迎するかのような素晴らしい天気になりました。
 卒業式は、高野山真言宗官長座主代理のご臨席の下で、「合掌・黙祷」「国歌斉唱」「校長式辞」「表彰」「高野山真言宗官長賞授与」「高野山真言宗官長金剛峯寺座主訓諭」「中学校校長代表祝辞」「送辞」「答辞」と進み、最後は「仰げば尊し」「蛍の光」「校歌」で卒業生の皆さんを送り出しました。
 卒業生の答辞では卒業生のみなさん、教職員のみなさん、そして保護者の方々の頬をとめどもなく感激の涙が流れました。校長の私も涙を出さないようにこらえましたが、生徒の感動的な姿勢に出てくる涙を止めることができませんでした。
 地元の池田市、箕面市、豊中市の中学校から多数の校長先生が卒業生を祝福するために駆けつけてくださいました。50名以上の来賓に囲まれた卒業式は校長の私の経験ではありませんでした。それだけ、社会の本校への期待の大きさに喜びと共に責任の重さを噛み締めました。
 校長の式辞として、「人のために生きることの大切さ」を、本校の建学の精神である「奉仕の精神」を柱にして卒業生のみなさんに伝えました。以下は、第62回卒業式の式辞です。
 
第62回 宣真高等学校卒業証書授与式 式辞

 第62期生の卒業生、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
 本日は第62回の卒業証書授与式を高野山真言宗管長金剛峯寺座主松長有慶様ご名代倉岡弘叔様ご臨席の下、ご来賓として、井上章大阪府会議員、小林一夫市会議員、木ノ平惠子市会議員、山田正司市会議員、新井芳江市会議員、内村昭池田銀行常務取締役様、富田聖一池田銀行石橋支店長様、池田市立細河中学校山田和男校長様を始めとする、池田、箕面、豊中市の中学校長様、大阪市立中学校ご代表の住吉第一中学校の大倉久美子校長様、豊能町立吉川中学校新谷芳弘校長様、同窓会小野薫元会長、田中栄子同窓会長様をはじめとする同窓会役員の皆様、長嶺英樹保護者会長様を始めとする保護者会の役員の皆様、そして教職員、在校生など、多くの方々の参列の下でただいま第六二期生、249名の皆さんに卒業証書を授与いたしました。卒業生の皆様は新しい門出を迎え希望で夢を膨らましておられることでしょう。心からお祝い申し上げます。
 卒業される皆さんが、さまざまな困難や試練を乗り越えて,今日のこの日を迎えるに至った努力に対し、心から敬意を表し、その努力をたたえたいと思います。皆さんは、苦楽をともにした友人、先輩や後輩、担任の先生を始めとする教職員や保護者の方々の温かい支えがあったことを決して忘れないで下さい。宣真高校で得た、知識や経験、人間関係、またクラスの仲間との交流は、皆さんのこれからの人生で大きな糧となることと思います。
 卒業生のみなさんは、友達のこと、家庭のこと、進路のこと、勉強のことなどで辛いことも多かっただろうと思います。しかし、卒業式を迎えた今は、辛い思いでは、全て楽しい経験として脳裏に刻まれていることと思います。
 宣真高校の一日は、朝、正門で生徒のみなさんを迎える「おはようございます」の挨拶で始まりました。返してくれる挨拶の「声の大きさ」と表情に「安心を」、「小さな声」には心配をしたものです。猛暑の夏はだらだらと汗をかきながら、凍えるような寒い冬にはぶるぶる震えながら、雨の日も風の日も私たちは、みなさんを見守ってきました。明日からはみなさんとの朝の挨拶はもうありません。
 2月の始め、卒業生のみなさんの一人が次のように話してくれました。「学校生活も残りわずかになり、今卒業することへの寂しさがこみ上げてきます。今から3年前、宣真高校を受験するかどうか決める時、共学に行くか、女子高校に行くかを大変悩みました。しかし女子高の宣真高校を選んでよかった。この3年間は、互いに気にせずに率直に思いっきり語り合えた。女子高校がこんなにも楽しいとは思わなかった。校長先生有り難うございました」と話してくれました。これを聴いて女子高から共学に変わる学校が多い中、宣真高校が愛されていることに感激しました。
 「声を大きく出してメリハリをつけなさい」「目線は私のネクタイに」「長々話さない。簡潔に答えなさい」と大きな声で伝えました。これは、「校長先生、面接をお願いします」、と申し込んできた生徒のみなさんとの面接の練習の風景です。何度も何度も練習をしている間にとてもハキハキと元気に受け応えができるようになりました。安心感を覚えたことを今思い出します。その後の「校長先生合格しました」との報告にはとても喜んだものです。
 卒業生のみなさんと、1年間マナーの授業を一緒に受けました。マナーの学習だけでなく、生徒のみなさんの様子を知りたいとの理由からです。「おじぎ」の仕方、「座り方の礼儀」、「お茶の入れ方」など他校にはない授業に皆さんは真剣でした。一緒に授業を受けて、遠い存在であった校長の私を身近に感じてくれたことと思います。昼食後の授業は眠くなりましたね。おしゃべりして先生に怒られましたね。和やかな授業風景が今でも鮮明に思いだされます。1年間の授業で、校長と生徒の関係は薄れて共にクラスメイトです。授業のクラスの生徒のみなさんが違和感なく話してくれるようになり、校長と生徒を越えた仲間意識を感じました。宣真高校で互いに触れ合った仲間です。
 卒業生のみなさんは、今から遡る3年前、期待と不安の中、桜が満開の宣真高校の門をくぐりました。多くの卒業生のみなさんは「看護師や保育士、幼稚園や、学校の先生になるんだ」と希望に燃えて入学してきたことでしょう。しかし、「共学に行きたかった」「公立高校に行きたかった」との複雑な気持ちで入学した人もいたかと思います。それぞれ入学の理由は違えども、「高野山参拝」「修学旅行」「体育祭」「文化祭」「四国巡拝」「部活動」などを通してみなさんの気持ちは溶け合い、重なり合い、友情を育み、こうして晴れて宣真高校を卒業することになりました。
 部活動で日々活躍している選手のみなさんは、「全国大会に出場が決まりました」、「結果は何位でした」と報告に来てくれました。そのたびに相手への思いやり、配慮、そして礼儀がしっかりできるさわやかな宣真高校生を発見しました。生きていく上で大切な礼儀がしっかりとできるみなさんに本校の教育の確かさを思いました。
 「学校に来にくい」「友達ができにくい」など、みなさんの悩みも聞きました。私は「気にすることはない」「ありのままの姿でいい」「校長室のドアーをいつも空けておくからおいで」「宣真高校の先生は卒業後もみなさんを見守ってくれので、心配しなくてもよい。卒業生には常にお大師さんが同行してくれるので安心してください」ともいいました。こうして話せばいろいろなことが思い出されます。
 本校では社会で活躍する女性の育成を目指して、キャリア教育を中心に据えています。女性として将来にわたって働き続けられる資格の収得を勧めてきました。もちろん資格を持っているだけではダメです。より良い社会人として生きていくためには、他者を思いやる、「奉仕の精神」が大切です。宣真高校では「奉仕の精神」を建学の精神の大きな柱の一つとしてきました。みなさんは、本校の教育方針である「奉仕の精神」を卒業後も大切にしてください。
 みなさんに、もう一度本校の建学の精神でもある、「奉仕の精神」を強調したいと思います。宣真高校は、大正9年に地元の女子生徒が通える高等女学校を創ろうと、地元の真言宗寺院の有志の方々を始めとする、当時の北豊島村の村長さんや地域の有力者の方々の「奉仕の精神」が支えとなり設立された学校です。
 以来宣真高校は今年で創立90年になります。みなさんは記念すべき創立90年の時に卒業するのです。長い年月が過ぎると、設立の経緯が忘れがちになりますが、しかし卒業生のみなさんは、この3年間、設立の経緯をしっかりと踏まえ、創立でお世話になった地元への感謝の気持ちを忘れずに、地元に貢献をしてくれました。
 生徒会や多くの部が地元の活動に積極的に参加してくれました。地元のお祭りや、小学校や中学校の行事、池田市の催し、地域のボランティア活動などで奉仕の精神を発揮して活躍してくれました。そのたびに、主催者の方から感謝状やお礼のお言葉をいただきました。みなさんだけの部活動だけでなく、地元の行事にも積極的に参加し、共に楽しみ喜びを分かち合う姿勢が地元に大きな影響を与えました。
 最近、地元の方から「宣真高校のみなさんが地元の活動に積極的に参加してくれるので、地元に活気と輝きが出てきた」とのおほめの言葉をいただくことが多くなりました。これは、卒業生のみなさんが築いてくれた大きな財産です。
 塀で囲まれた地元とは無関係な学校ではなく、地元の方々と交流をしながら、互いに深め、高め合う、そんな充実した宣真高校をみなさんは3年間を送ってきました。「宣真高校は、地元の誇りの学校である」と地元の方から言っていただくことも多く、卒業生のみなさんは宣真高校を卒業することに誇りを持ってください。
 みなさんは、宣真高校での3年間、「奉仕の精神」で地域貢献の大切さを学びました。生きていく上で一番大切な精神です。卒業をしてからも、相手の思いを汲み、相手に奉仕する「奉仕の精神」をさらに深めてください。とかく自分のことしか考えない、自分さえよかったら良いとの「自己中心的風潮」になりがちの今、みなさんが宣真高校で学んだ「奉仕の精神」で、みなさんを輝かせてください。卒業後も、「奉仕の精神」を忘れないでください。
 宣真高校を導いてくださっている高野山真言宗管長松長有慶金剛峯寺座主は、「お大師さまは『それ境、心に随って変ず』とおっしゃっています。環境は自分の心のありようによって変わる、自分から変わって世の中を少しずつ明るくしていく、そんな世の中にしていきましょう」と述べておられます。社会に出て泣き出しそうなこともあるだろうと思います。その時「誰かが助けてくれるということではなく、自分が変わり環境を変えていく」ことの大切さを松長有慶管長はおっしゃっておられるのです。それでも心の痛みを抱えてしまう場合は、もう一度本校に戻り先生に相談し、南の庭のお大師にさまに手を合わせてください。お大師さまはみなさんと同行し、心の支えにしてくださいます。
 本校を取り巻く季節の移り変わり、4月の桜の春、緑滴る夏、そして紅葉の秋、雪で真っ白になった中庭、通いなれた通学路はみなさんの心の中に永遠に生き続けることと思います。みなさんは今、3年間の思い出を心に抱き本校を去ろうとしております。本校の正門を出る前にもう一度、3年間私たちを見守り、みなさんを慈しみ育てて下さった南の庭のお大師様に、お礼の挨拶と合掌をしてください。社会でとても辛い気持ちになったとき、本校のお大師様の前で合掌したことが、みなさんの心の支えになると思います。お大師さまはみなさんと共に常に同行し、支えてくれます。
 最後になりましたが、保護者の皆様方に一言お礼を申し上げます。保護者の皆様には、温かいご配慮、ご苦労のかいあって、お子様がこのように立派に成長されて卒業されますことに敬意を表し、心からお祝いを申し上げますと共に、この間 本校に対して賜りました格別のご理解、ご支援につきまして 改めて厚く御礼申し上げます。有難うございました。
 卒業される皆様のご多幸と素晴らしい飛躍を祈念し、私のはなむけの言葉とします。
posted by sgh6 at 09:11| お知らせ

2010年02月22日

合格者のみなさまへ

 本校を受験された皆様、合格おめでとうございます。宣真高校では、新入生の皆様を温かくお迎えするために今、入念に準備を進めております。
 2月20日は専願で合格された方の手続きの日でした。併願の合格者の専願への切り替えもあり、272名(専願率97%)の合格者の皆様が手続きをしてくださいました。「入学したい学校」として、こんなにもたくさんの方が宣真高校を選んでくださったことを大変喜んでおります。それだけに、3年間満足した学校生活を送っていただける学校になるようにさらに充実して行きたいと思っております。
 宣真高校では、「奉仕の精神」を建学の精神の大きな柱の一つとしております。相手を思いやる精神でもあります。「自分さえ良かったらよい」ではなく、「相手を思いやる気持ち」を大切にしております。これは、礼儀にもつながる精神でもあります。宣真高校が地元から高い評価を受けているのも、生徒のみなさんの礼儀正しさと、きっちりとした身だしなみがあるからです。
 3月2日は第62回の卒業式です。皆さんの先輩となる卒業生の皆様が、宣真高校に別れの寂しさの涙を流して本校を後にします。宣真高校は地元の方々の支援で設立された学校ですので、池田市と箕面市の全中学の校長先生だけでなく豊中市や大阪市内の中学の校長先生も卒業式に参加してくださいます。これほど地元の中学校と強い絆で結ばれている学校は全国に多くはありません。地元の方々に信頼されている学校です。
 2月の始めの朝、卒業生のみなさんの一人が私に話をしてくれました。「宣真高校での学校生活も残りわずかになり、卒業することへの寂しさがこみ上げてきます。今から3年前、宣真高校を受験するかどうか決める時、共学に行くか、女子高校に行くかを大変悩みました。しかし、女子高校の宣真高校を選んでよかった。宣真高校での三年間は、互いに気にせずに率直に思いっきり語り合えた。女子高校がこんなにも楽しいとは思わなかった。校長先生有り難うございました」と話してくれました。
 この言葉を聴いて、女子高校から共学に変わる学校が多い中、女子高校として宣真高校が愛されていることに感激しました。
 合格者のみなさんが入学する宣真高校は、こんなにも素晴しい学校です。私たちは、桜が満開になる4月、皆様の入学を楽しみにしております。
posted by sgh6 at 18:39| お知らせ

2010年02月10日

平成22年度選抜試験が終わりました

宣真高校を志願されたみなさんへ
宣真高等学校 河村繁


 平成22年度選抜試験が2月10日(水)に終わりました。天気が心配されましたが、朝は傘の必要もなく791人全員が受験をいたしました。今年は、例年以上に朝早くから中学校や塾関係者などのみなさんが正門前に立ち、受験生に心強い声援をされておられました。また、たくさんの保護者の方々も心配そうに試験が終わるまで応接室で待ってくださいました。受験生を支えてくださる温かい気持ちに感謝をいたしました。
 本校の教職員や補助員の宣真高校生だけでなく、校長の私も先頭に立ち、緊張気味の受験生のみなさんを正門で迎えました。
 「おはようございます」「入学試験がんばってくださいね」の学校側の温かい挨拶に、受験生の殆どが、気恥ずかしそうな表情を見せながら「有り難うございます」「頑張ります」と明るく応えてくれました。まるで、もう宣真高校の生徒になったような礼儀正しい姿勢に喜びを感じました。入試説明会に来てくれた受験生の多くが本校を受験してくれました。入試説明会での見慣れた懐かしい顔を発見して、校長の私の「頑張ってください」の激励が思わず一段と大きくなってしまいました。
 国語から始まった試験、専願の受験生には面接と、滞りなく終わりました。面接は5人ずつの集団で実施。受験生のみなさんは緊張した面持ちで面接会場に入っていきました。面接が終わった後は、ホッとした表情で「ちゃんと答えることができました」と話してくれました。
 正門で受験生のみなさんに「今日はお疲れ様でした」「気をつけてお帰りください」との校長を始めとする教職員の挨拶には、清々しく晴れ晴れとした大きな声で「有り難うございました」と応え、受験生のみなさんは、「宣真高校」を後にしました。 
 とても率直な素晴らしい受験生ばかりで、これほど全員が合格して、宣真高校生になって欲しいと思った日はありません。
 宣真高校を志願校に選んでくれた受験生に感謝するとともに、三年後の卒業時に「宣真高校で三年間学ぶことができとても幸せでした」と言っていただけるよう、間違いのないしっかりとした教育をしていくことを教職員全員で誓いました。
 私たち教職員は、生徒のみなさんが宣真高校で伸び伸びとした学校生活を送り、青春を謳歌して欲しいと思っております。受験生のみなさんの入学を心待ちしております。
 なお合否につきましては、2月12日(金)に速達で発送致します。電話による問い合わせにはお答えできません。
posted by sgh6 at 16:50| お知らせ

2010年02月08日

三年生の生徒の皆さんへ 〜「奉仕の精神を忘れないで」〜

 三年生のみなさんは、学年末考査を終え、ホッとしていることと思います。もちろん学年末考査に不安のある人は、追認考査が待っております。この3年間、激しくやってきた荒波を乗り越えてきた人ばかりです。全員が無事、卒業してくれるものと確信をしております。3月2日(火)の卒業式には、南庭のお大師様に「3年間見守ってくださいまして有り難うございました」とお礼を言い、合掌して学校を後にしてください。
 卒業に当たって、三年生の生徒のみなさんに、もう一度本校の建学の精神の一つである相手を思いやる「奉仕の精神」の大切さをかみしめて欲しくペンを執りました。
 本校では社会で活躍する女性の育成を目指して、キャリア教育を教育の中心に据えています。三年生の生徒のみなさんには、女性として将来にわたって働き続けられる資格の修得を勧めてきました。もちろん資格を持っているだけでは社会で生きていくことはできません。より良い社会人として生きていくためには資格を生かす、他者を思いやる精神、つまり社会貢献の精神が必要です。宣真高校では「奉仕の精神」を建学の精神の大きな柱の一つとしております。三年生の生徒のみなさんは、卒業までの3年間、地元の活動に奉仕の精神で貢献してくれました。本校の教育方針でもあるこの「奉仕の精神」を卒業後も大切にしてください。
 宣真高校は、大正九年に地元の女子生徒が通える高等女学校を創ろうと、当時の大阪府知事をはじめとする市長さんや村長さん、真言宗のお寺さんを始めとする地域の有力者が中心になり設立された学校です。以来、宣真高校は今年で創立90年になります。長い年月が過ぎると、創立の経緯が忘れがちになりますが、三年生の生徒のみなさんは、この3年間、創立の経緯をしっかりと踏まえ、地元への感謝の気持ちを忘れずに、地元に貢献をしてくれました。
 本校では、生徒会や多くの部が地元の活動に積極的に参加してくれました。地元のお祭りや、中学校や小学校の行事、池田市の催し、地域のボランティア活動などで活躍してくれました。そのたびに、主催者の方から感謝状やお礼のお言葉をいただきました。生徒のみなさんだけが部活動を楽しむだけでなく、地元の行事にも積極的に参加し、共に楽しみ、喜びを分かち合う姿勢が地元に大きな影響を与えました。
 最近、地元の方から「宣真高校の生徒のみなさんが地元の活動に積極的に参加してくれるので、地元に活気と輝きが出てきた」とのおほめの言葉をいただくことが多くなりました。三年生の生徒のみなさんが築いてくれた大きな財産です。
 今、宣真高校では本校のグランドでの池田市など主催のエコカーニバル、本校の調理室を使っての幼稚園主催の料理やパソコン講座、さらに小体育館(ダンス室)での幼稚園児や小学生対象のダンス教室など、本校の施設を積極的に地域に開放する取り組みをしております。
 この広大な宣真高校の敷地は、創立当時の「社会に役立つ女性を育成する」の趣旨に感動した地元の方が寄贈をしてくださったものです。当時の地元の方々の、宣真高校に対する期待がいかに大きかったかが分かります。それだけに、私たちは地元の発展のために校舎や敷地を利用していただくことが大切だと思っています。
 体育祭や文化祭、保育コースの「なでしこ劇場」などは生徒のみなさんだけでなく、保護者や同窓会、さらには地域の方々も楽しみにされている大きな行事です。とくに体育祭や文化祭については、今までは外部からの生徒指導上の不安もあり平日の開催でした。しかし、最近は三年生の生徒のみなさんの協力もあり、そのような不安はなくなりました。文化祭でのバザーなどは地域の方がとても楽しみにされているだけに、地域の方がもっともっとたくさん参加できるように、これからは体育祭や文化祭等は土曜日に開催することになりました。三年生の生徒のみなさんの3年間の努力のおかげです。
 塀で囲まれた地域の方とは無関係な学校ではなく、地域の方々と交流をしながら、互いに深め合い、高め合う、そんな充実した宣真高校を目指していきたいと思っております。「宣真高校は、地域の誇りの学校である」と地域の方から言っていただくよう、頑張っていきたいと思っております。
 三年生の生徒のみなさんは、宣真高校での3年間で地域貢献の「奉仕の精神」の大切さを学びました。生きていく上で一番大切な精神です。卒業をしてからも、相手の思いを汲み、相手に奉仕する「奉仕の精神」をさらに深めてください。とかく自分のことしか考えない、自分さえよかったら良いとの「自己中心的風潮」の傾向になりがちの今、みなさんが宣真高校で学んだ「奉仕の精神」で、みなさんを輝かせてください。卒業後も、相手を思いやる「奉仕の精神」を忘れないでください。
posted by sgh6 at 17:55| お知らせ

2010年02月04日

志願者の受付が終了いたしました

1/25(月)〜2/3(水)の志願受付を終了いたしました。多くの受験生のみなさんが本校を志願していただき、大変喜んでおります。有り難うございました。
 志願者数は定員280名のところ、専願は261名(専願率93%)、併願は531名です。
なお、専願の大阪府内は171名(66%) 兵庫県は89名(34%)、又併願では 大阪府内362名(68%)、兵庫県は167(31%)、合計では792人の志願者の内、専願については 大阪533人(67%)、兵庫県256人(32%)です。

今年の志願者数は昨年に比較して、専願では5名、併願では6名 合計では11名増えました。又兵庫県から志願者は昨年に比較して29%から31%と、2%増えております。

入学後、志願者のみなさんが、満足していただけるよう教職員が一丸となって一生懸命に努力して参りますので、ご安心ください。

入学試験などについては以下のように実施いたします。ご確認をお願いします。
(1) 入学試験は2月10日(水)です。午前8時40分までに登校をお願いします。受験票・上履きを必ず持参してください。各会場には、午前8時から入室できます。
 (2)専願の「ウェルネススポーツ・保育系進学・看護進学・特別進学コース」の受験生は午後から面接をいたしますので、昼食をご用意ください。専願の総合コースと併願の受験生は午前中で終わりますので昼食の用意は必要ありません。
(2)合否については、2月12日(金)に速達で発送致します。電話による問い合わせにはお答えできません。
 (3)入学手続きは、専願者は2月20日(土)午前9時から午後3時まで。
          併願者は3月26日(金)午後2時から午後4時まで。
 (4)インフルエンザにかかり受験できなくなった場合は、中学に連絡をしてください。
中学の先生から高校に連絡をしていただくことになります。その後の対応については、中学の先生の指示に従ってください。
posted by sgh6 at 16:10| お知らせ

2010年01月20日

本校を志願されているみなさまへ

 新年の挨拶で始まった1月も、もう下旬に入っております。年月の流れの早さを感じております。いよいよ本格的な寒さの頃になって参りましたが、本校の受験を希望されているみなさまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、本校の入学試験の志願受付が近づいており、入学志願書をもらいに来る受験生が毎日たくさん来校しています。
 新年早々の始業式の校長の挨拶の中で、「志願書をもらいに多くの受験生が来校します。宣真高校の生徒として誇りを持ち、礼儀正しく挨拶をすること。また、事務所の場所などの質問を受けたら丁寧に答えるように」と全校生徒に伝えました。
 校長といたしまして、志願書をもらいにきたみなさんを、「お待たせするようなことがなかったか」、「丁寧な対応ができたか」など、とても気になっております。

 現在、各中学では志願希望校の集計をしております。本校が各中学からお聞きした本校への1月20日現在の志願者動向は、募集人員280名の中、専願は260名(昨年255名)、併願は530名(昨年525名)となっております。そのうち、隣接している兵庫県からの志願動向はほぼ1/3です。一次試験の昨年の専願率は89%でしたが、今年は93%になりそうです。昨年よりも専願者が増えており大変喜んでおります。今年の志願者の大きな特徴は兵庫県からの増加です。
 なお、合格基準は専願で受験される方が有利になっていますが、併願で受験される方も、合格基準に達している方は、皆さん合格となります。合格者数=募集人数ではありません。


 「公立高校との併願を考えていたが、どうしても宣真高校で学びたいので専願に変えたい。今からでも間に合いますか」の問い合わせも多くあります。「今後、併願から専願に変えたい」などの希望がありましたら、遠慮なく中学校の先生におっしゃってください。本校では生徒さんの希望に添えるように対応をしております。
 この間、本校を志願している生徒さんのために、各中学校では校長先生を始めとする担当の先生方が、教育相談で本校に足を運んでくださいました。中学校の先生方の熱心に一人ひとりの生徒さんを思いやる姿に私たちは、大変感動し多くを学びました。それだけに本校に入学した生徒さんには、校長の私が中心になって、教職員一同、中学校の先生・保護者・生徒の心をしっかりと受け止め、宣真高校での3年間、達成感を味わう教育をし、無事卒業させなくてはならないと決意をしております。
 本校は、大正九年に「地元に高等女学校を創ろう!」との地元の方と多数の大阪府民を巻き込む熱い思いの運動の結果、地元の方による「土地」と「浄財」の寄付で設立されました。この設立の経緯を踏まえて、地元の方によって創立された宣真高校は、これからも教育の中身で地元のみなさんにお返しして行かなくてはならないと思っております。
 本校では、授業料を大阪府の女子高校で1番安くするだけでなく、このたび学校徴収金・学校指定の物品などの価格の見直しも進め、保護者の負担を減らすことにいたしました。これからも保護者、生徒のみなさんの視点に立った学校として、社会から高い評価を受けるよう教職員一同、一丸となって頑張って参ります。
 志願者のみなさんは2月の受験まで体調を整えて、当日はベストの状態で試験に臨んでください。私ども宣真高校の教職員と全校生徒は、受験生のみなさんの入学を楽しみにしております。心温かくお迎えいたしますのでご安心ください。

 一次試験以後の入学試験につきましては、2月16日に1.5次、3月27日に2次の試験を実施いたします。
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2010年01月07日

三学期始業式 式辞

平成22年1月7日

 あけまして おめでとうございます。
 今年も、宣真高校では新年早々から新年の挨拶が飛び交いました。ちょっぴり恥ずかしそうにしていた生徒のみなさんもおりましたが、とても清々しく挨拶をしてくれました。本当に気持ちよく新年を迎えることができました。
 もちろん、校長の私にも多くの生徒のみなさんが、私の姿を見て立ち止まり大きな声で挨拶をしてくれました。そんな光景でスタートした平成22年です。生徒のみなさんそれぞれ希望を大きく持って新年を迎えてくれたことと思います。
 さて、今日の始業式では「心を伝えよう」「みんなで支えあう社会をつくろう」「チャレンジしよう」の三点を話します。

(1)心を伝えよう
 昨日、宣真高校の隣の宣真幼稚園の本校の副校長で、宣真幼稚園の園長でもある中川先生に年賀状を見せてもらいました。とてもたくさんの年賀状がそれぞれの先生に来ていました。二歳の園児が、読むのに苦労する字で「せんせいありがとうございました。ことしもよろしくおねがいします」「せんせい、ことしもあそぼう」「せんせいだいすき」などと書いてありました。保護者の指導もあったとは思いますが、お世話になった先生に新年の挨拶を出すという、その心がとても嬉しいです。幼稚園児が小さい頃から人とのつながりの大切さを学んでいることに大変喜びました。
 私も、今年もたくさんの年賀状をもらいました。多くは私の教え子からです。始めて教えた生徒はもうすでに50歳を越えています。「子どもが結婚しました」「同窓会をしたいです」「転勤しました」「人生に悩んでいます」「不況で失業しました」など、それぞれの人生が伝わってきます。その中で「宣真のHPをいつも見ています」というのもありました。生徒のみなさんと一緒にいたのは長くてもたった三年間の学校生活でしたが、30年、40年経ても、まだこうして私のことを覚えてくれていることにとても感激をしました。先生と生徒が卒業してもどうしてつながっているのだと思いますか。それは、お互いに努力しているからです。「たった50円」なのか、それとも「50円も」する年賀状や暑中お見舞いの葉書なのか、季節の折々に交換をしているからです。先生と生徒がたった50円でお互いに繋がっていけるなんてとてもすばらしいことだと、私は思います。
 私は、いただいた年賀状については、懇切丁寧に力をこめて、自筆で返事を書くことにしています。お金を出して年賀状を買い、気持ちを込めて書いてくださった方の心がとても嬉しいのです。人と人との関係は、何もしなかったら続きません。人とのつながりは、相手を思いやる心からできあがるものです。
 みなさんの中で、年賀状をもらった人は、必ず気持ちを込めて返事を書いてください。みなさんの世界がさらに広がることと思います。

(2)みんなで支えあう社会をつくろう
 一年の初めの元日の新聞の社説は、どの新聞社も総力を挙げて、書いております。新聞社の社説はとても影響力があります。一社の新聞社の社説で、社会の動きが大きく変わることもあります。この変化の激しい社会に生きている生徒のみなさんは、社会から離れて生きていくことはできません。新聞が社会を動かしていく大きな力を持っています。私は、「読売」「朝日」「毎日」「産経」「日経」新聞の社説を今年の元日に読みました。
 これからお話しすることは、それぞれの新聞の社説に流れている大きな動きについて話します。それぞれの新聞社の書き方の違いがありましたが、その根底に流れているものは、グローバル化による国内の影響についてです。ここ数年世界はグローバル化が進み、日本ではとくに製品の価格が低落し、それを作っている人たちの賃金も安くなっています。つまり給与が減り生活がいよいよ厳しくなっています。女性が結婚しても働かなくては子育てが難しくなっています。だから今、働く人で保育所はすぐには入れなくなっています。待機児童が溢れています。
 この厳しい時代に対応するには、新しい政権の方が良いとのことで、民主党の政権ができました。家庭を支えるために、みなさんの授業料を全員に約年間12万円を支援する。家庭がさらに厳しい人には年間約24万円支えるとの約束もしています。中学生までの子どもには、「子ども手当」が支給されます。これは、厳しいグローバル化の時代には、みんなで支え合いの心が大切であるとの考えから来ています。「コンクリートから人へ」と政府は話しています。国民だけでなく、生徒のみなさんも同じです。ふるい落とす、競争社会から、みんなで支えあう社会は、本校の慈愛の精神に通じるものです。地球の中で小さな前進ですが、互いに助け合う宣真高校生の慈愛の精神は地球より大きなものにしていきたいと思っております。

(3)チャレンジしよう。
 今週の土曜日から、三ヶ月間の留学にオーストラリアにでかける人がおります。未だ知らない外国に挑戦する生徒のみなさんがとても嬉しいです。桜が咲く三月の下旬に一回り大きくなって帰ってくるのを楽しみにしています。
 三年生のみなさんは、残り20日間ほどです。一日一日が最後になります。卒業後の進路が決まった人、まだこれからの人もいると思います。まだ決まっていない人は、あきらめないで最後まで挑戦してください。私は、みなさんの年齢の頃、医学部を目指しましたが、結局は失敗して教師になりました。私にとっては、大きな挫折となりました。その悔しさは数十年続きました。もっと勉強をすれば良かったとの気持ちが続きました。若いみなさんは無限の可能性があります。目標に向けてあきらめずに頑張りとおしてください。悔いのない人生を歩んで欲しい。
 昨年も話をしましたが、家庭の主婦であった私の教え子の女性は一念奮起して51歳になってから税理士の国家試験に挑戦し合格しました。今は東京都と大阪の自宅を忙しく走り回っております。何歳になっても、目標とする人生を求め続けて欲しいと思います。51歳になって資格に挑戦し自分のものにした人がいるのだから。私たち宣真高校の教職員は、みなさんを全力で支援します。

 では、平成22年もみんな元気でスタートしましよう。これで私の始業式の挨拶といたします。
posted by sgh6 at 13:37| 式辞

2009年12月22日

平成21年度 2学期終業式

 今日は「新型インフルエンザ」「修学旅行」「受験希望者について」「今年の漢字」「一歩を踏み出そう」について話をします。

(1)新型インフルエンザ
 この二学期は新型インフルエンザで始まり、そして新型インフルエンザで終わると言っていいほど、新型インフルエンザに私たちは振り回されました。今までにない病気に打ち勝つためには、先ずは相手となる病気の正体をよくしることが大切です。そのために今日の話も新型インフルエンザのことから始めます。
 今年の新聞によると、通常はこの12月に季節性インフルエンザが流行するのですが、今年は今のところ季節性インフルエンザ発症については一件の報告しかないとのことです。新型インフルエンザのウイルスの増殖の勢いに押されて季節性のインフルエンザが淘汰されているようです。まだまだ分からないことが沢山ある新型インフルエンザです。
 新型インフルエンザの流行を心配しましたが、大きな流行にならず安心しました。他の学校では学校閉鎖や学年閉鎖がありましたが、宣真では今のところ学級閉鎖だけです。これは生徒のみなさんの十分な健康管理があったからだと思っています。
 11月の全校集会でもお話しましたように、みなさんは免疫をもっておりませんので、生徒の多くのみなさんは新型インフルエンザにかかることになります。今は新型インフルエンザに罹っても軽く済ませるようにワクチンの接種も始まっています。新型インフルエンザについて一番大切なことは、生徒のみなさん自身の体力をつけることが大切です。健康管理をしっかりして身体に十分な体力があれば罹患しても重症化することは少ないようです。
 今日から始まる冬休み、外出することも多いかと思います。手洗い、マスク、そして新年から始まるワクチン接種などを徹底して自分を守ってください。その中でも一番大切なことは、体力を強くすることです。体力があればインフルエンザの発症はとても軽くなります。この冬休み、みなさんは健康管理に努めてください。

(2)修学旅行について
 今年の二年生は、今までのシンガポールと沖縄コースから、フランス、台湾、沖縄コースに変わりました。この12月の始めに修学旅行に行ってきました。私は台湾コースに同行しました。
 私はいろいろな学校で校長をして、修学旅行の引率をしてきました。集団で行動するので、生徒のみなさんの行動に悩むことも多くありました。飛行機の中で歩き回り、ひどい場合は座席を飛び越えて移動したり、大声で叫ぶなどして他の乗客の方に大きな迷惑をかけ、客室乗務員の方にお叱りをうけたこともありました。今回もとても心配をして引率をしました。
 しかしそんな心配は一切ありませんでした。気宇に終わりました。安心して修学旅行の引率ができました。
 ガイドさんからも、「礼儀正しい生徒さんばかりですね」とお褒めの言葉をいただきました。フランスや沖縄コースの生徒の皆さんも私が引率した台湾コースのみなさんと同様に礼儀正しく行動ができたと聞いております。
 修学旅行でみなさんに感じたことは、「挨拶」「時間」についてでした。学校でみなさんが礼儀正しく挨拶できているように、修学旅行でも挨拶がしっかりとできておりました。みなさんに品格を感じました。又時間も一人も遅れることなくスムーズに行動がとれました。旅先での「挨拶」「時間」は、人が生きていく上でとても大切なことです。勉強がどんなにできても、どんなにスポーツができても礼儀ができず、時間が守れなかったら評価は地に墜ちます。宣真のみなさんはどちらも十分できました。本当に嬉しいことです。
 
(3)受験希望者について
 今年度の「学校説明会」が先日の土曜日(12/19)に終わりました。生徒のみなさんの努力により宣真高校は年々高い評価になっております。公立高校の授業料の無償化、共学志向でどの私立の女子高校でも学校説明会への参加者が減りがちですが、宣真高校では逆に参加者数が増えています。これは教職員努力というよりも、生徒のみなさんの日々の学校生活の反映だと思っております。社会は本校を高く評価してくれているのです。とくに、生徒のみなさんの日頃の学校生活を外から見ることのできる、宣真高校周辺の学校の受験生が増えています。これがとても嬉しいです。
 少しでも多くの受験生が宣真高校に入学するよう中学の後輩に宣真高校への受験を進めてください。みなさんは、宣真高校を盛り上げる大切な人です。学校を創り上げていくのは決して先生だけではありません。生徒のみなさんが宣真高校を次の時代に引き継いで行くのです。宣真高校はそんな学校です。よろしくお願いいたします。生徒のみなさん、そして教職員が手を取り合い、一丸となって学校を盛り上げ、一人でも多くの受験生を増やしましょう。

(4)今年の漢字
 日本漢字能力検定協会が毎年募集している今年の漢字が、新しいを意味する「新」と決まりました。二位は「薬」、三位は「政」と決まりました。
 生徒のみなさんは、どんな漢字で今年を表しますか。橋本知事は崩壊の「崩」だといいます。ちなみに昨年は変化の「変」でした。変化の後に新しいものがやってきたのでしょうか。国民の多くの方は今年は「新」を選びました。オバマ大統領が黒人で始めてアメリカの大統領になりました。私が生きてきた歴史の中でアメリカで長く虐げられてきたアフリカ系の黒人がアメリカの大統領に選ばれることなど想像することすらできませんでした。そのオバマが新大統領に就任したのです。
 又新型インフルエンザもメキシコに現れ、瞬く間に世界中に広がりました。さらに自民党中心の政治から民主党中心の政治に新しく変わりました。その結果、高校の授業料の無償化、高速道路の無料化などが新しく検討されています。財源不足の課題を抱えながら、国は大きく変わろうとしております。
 あと10日もすれば新しい年、新年がやってきます。みなさんの中には、年賀状を出す人も多いと思います。最近は、メールで済ませる人も多いと聞きますが、私は文字を書いて新年の祝いをすることはとても大切なことです。手紙や葉書で一字一字力を込めて、あて先の方の顔を思い浮かべながら文字を書くことは、自分を見詰め、相手を思いやることになります。ある調査によると印刷した年賀状は味気ないものでもらっても有り難みがないと言われます。もし、みなさんが年賀状を出す場合は、「元気ですか」「良いお年をお迎えください」「今年も頑張ろう」と一言でも良いから自筆を入れてください。それだけで、とても温かみのある年賀状になります。自筆の文字は、本校の「慈愛」の精神である「相手を思いやる心」につながります。そんな温かい心がお互いの人間関係を豊にします。人と人とのつながりはここのような細やかな配慮から発展すると思っています。

(5) 一歩を踏み出そう  
 「新」の漢字で表されるように時代は大きく変化しております。みなさんも一歳年齢を重ねました。今までの年齢ではありません。年齢の増加と共に、少しだけでも良いから自分を前に進めよう。少しだけでも良いから変化に合わせて自分を変えよう。大きく変える必要はありません。ほんの少しだけでいいのです。自分を変えることはとても勇気が必要です。しかし勇気を出して変えよう。変えたら案外簡単であったことを知るでしょう。
 時代が大きく変わっているにも係わらず、変わることができずに、今までどおりのことをしている人がいます。若いみなさんは、そんなことは決してないと思っています。時代に取り残されないようにしたいと思います。
 私は、全国高体連のナギナタ専門部で、北海道から沖縄までの全国の高校のナギナタ部の指導をしております。薙刀も剣道も、そして柔道も武道です。武道は「礼に始まり礼に終わる」といわれるほど、礼儀を大切にしています。試合のときは、相手の気持ちに配慮しながらも、自分を強くたくましくして、打ち込んでいきます。打たれることに恐怖感を持つ初心者は、後ろに下がり打ち込まれてしまいます。私は「打ち込まれても良い、前に、前に、もっと前に出なさい」と指導をしております。人生は前に、前に一歩を踏み出していくことで、新たなる未来が開け、新しい世界が開けます。
 やがてやってくる、新しい年、みなさんは、一歩だけでよいですから、前に進んでください。
 宣真高校は、生徒のみなさんの前進を全力で支援いたします。生徒のみなさんの新しい世界が広がることを支援いたします。
 今日から短い冬休みに入りますが、新年早々の始業式に全員がこの講堂に元気で集まってください。では良いお年をお迎えください。
posted by sgh6 at 16:58| お知らせ

2009年11月10日

秋の体験入学会をしました

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平成21年11月7日
体験授業に参加されたみなさんへ

秋の体験入学会をしました
宣真高等学校
校長 河村繁

 11月7日(土)に午前9時半から体験入学会をいたしました。生徒のみなさんはそれぞれ「総合コース」「ウェルネススポーツコース」「保育系進学コース」「看護系進学コース」に分かれて体験授業を受けました。前回の10月24日(土)の学校説明会と同様に昨年を大幅に上回る生徒さんや保護者のみなさんが参加してくださいました。多くの生徒さんで大変楽しい又活気のある体験授業となりました。
 総合コースの体験では「秋のスイーツ・アニメセル画入門・七宝焼き・トリマー体験」、ウェルネススポーツコースでは「トレーニング入門・テーピング体験」、保育系進学コースでは「保育コースの特徴の話・保育技術検定の話・かんたん造形」、看護系進学コースでは「看護の仕事についての話・バイタルチェック実習・妊婦と高齢者の体験」などの体験授業を受けました。
 終了後に行ったアンケートをまとめたものが以下です。参加していただいたみなさんの誰もが本校に対して好意的なアンケートを書いてくださり、大変嬉しく読ませていただきました。

・とても楽しかった。又学校がきれいで、びっくりするほど広かった。(豊中市)
・宣真の生徒のみなさんがとても優しく、又丁寧にお世話をしてくださいました。すごく良い学校だと思いました。私立は宣真高校を受験することにします。(尼崎市)
・宣真高校の生徒さんや、先生がみんなさわやかで明るい学校でした。(高槻市)
・体験授業はとても楽しかった。この体験授業では、普通は描かないような絵が描けたり、モンブランのお菓子をつくったりして最高に良かった。とても良い学校なのでぜひ入学したいです。(松原市)
・受付の対応がとてもよく、体験授業も本格的であった。沢山のことを学べました。有り難うございました。(大阪市)
・私は不器用だけど、宣真高校に三年間学べば、保育士や幼稚園の先生になれそうだと思いました。想像以上に素晴らしい学校でした。(宝塚市)
・とても楽しかったです。妊婦の体験で、いろいろな苦労があることが分かりました。今日体験したことは今まで知らないことばかりでした。2時間の時間がとても短く感じられました。もっと体験授業の回数を増やして欲しい。11月21日(土)の入試説明会には絶対に来ます。(伊丹市)
・先生がとても楽しく授業をしてくださいました。宣真高校の先輩のみなさんも優しく話しかけてくださり、気持ちよく体験授業が受けられました。出産の授業で命の大切さと喜び感じました。(川西市)
・付き添いできた保護者ですが、学校がとてもきれいですね。又生徒のみなさんが大変礼儀正しいことに感激しました。宣真高校のことは今まで全く知りませんでした。今日はきて良かったと思います。(吹田市)
・宣真高校近くの地元に住んでおります。いつも宣真の生徒さんの登下校の様子を見ています。石橋商店街で見かける宣真高校の生徒さんは他校の生徒さんに比べて礼儀正しく、明るい生徒さんばかりです。娘を宣真高校に専願で受験させます。(池田市)
・体験授業の途中で宣真高校の生徒のみなさんの授業のDNAの実験に参加させていただきました。大学と連携した授業があるのでびっくりしました。行き届いた環境の中で学習できることがとても素晴らしいと思いました。(茨木市)
・校舎もきれいで、先生も親切で、2時間の体験授業がとても楽しかったです。(西宮市)
posted by sgh6 at 12:25| お知らせ

2009年11月02日

11月の全校朝礼

 今日の全校朝礼では以下の5点を話します
 「生きる希望と生命力は比例する」「学校説明会について」「授業料の無償化」「保護者の負担の軽減」「地元の渋谷中学の文化祭に参加しました」

(1) 「生きる希望と生命力は比例する」について
 先日の新聞にびっくりすることが載っていました。八丈島沖で10/24に漁船が転覆し4日後の28日に生還しました。船体にできた空気だまりで沈没の恐怖・真っ暗・窒息・転覆の不安に耐えながら4日間耐え抜きました。「互いに支えあう団結」「救助を信じ続けてきた強靭な精神力」が三人を生還させました。救助後の記者会見で、「三人いたから助かった」「一人ならば助からなかった」と乗組員は話しておりました。
 船の救命いかだの装備品として常備されている国土交通省監修の「生存指導書」には「今までの遭難の犠牲者は海に飲み込まれて死んだのではない、恐怖のために死んだのである。餓えや渇きで死ぬには長時間かかる、最後の一秒まで生きのびる努力をしょう」またこの本には「生きる希望と生命力は比例する。望みを捨てたときが、終わりの時である。どんな絶望的な時でも生き抜こうと思うことが生還の一歩である。もし数人で漂流したときは、団結です。仲間が多いほど知恵が生まれ生還のチャンスが広がります。」と仲間と励ましあえば恐怖を乗り越え、希望を持ち続けられることを強調して書かれています。
 私たちはこの生還から @希望を失わない。A何が何でも生き抜く決意。B互いに相手を思いやり支えあう力、が人に生きる力を与えることを学ぶことができます。

(2)10月24日(土)の第1回学校見学会について
 第1回学校見学会は、昨年を大幅に超える参加者がありました。説明会ではいろいろな方から話を聞きました。その中で、地元の中学の保護者から「近所に住んでいます。宣真高校生を毎日見ています。とても礼儀正しく、身だしなみもきっちりとしている。安心して通わせられる高校である。子どもを専願で受験させます」と話してくださいました。とても嬉しい言葉です。地元の方には悪いところが見えがちですが、地元の方に良く見られていることにとても宣真高校の生徒のみなさんに誇りを持ちました。

(3)授業料の無償化について
 政権が変わり、国は高校の授業料の無料化を進めております。大阪府も国の独自の政策で私学に対して今まで以上に補助をしてくれるとの情報があります。生徒のみなさんの経済的な負担が軽減される方向で政策が進んでおります。最終的にどんな形になるかはまだ分かりませんが、国や府の授業料軽減に対して無関心でいることがないようにしてください。

(4)保護者の負担を減らす努力をしております
 本校でも保護者の負担の軽減をするために学校指定の物品の価格の見直しを進めています。少しでも負担を減らして行きたいと思っております。本校は地域の方々の署名運動でできた学校ですので、保護者のみなさんの財政的軽減をして、地元の方が少しでも通いやすい学校にしたいと思っています。本校の建学の精神の柱の一つでもある「慈愛」の精神をさらに深めて行きたいと思っております。

(5) 10/31(土)に地元の池田市立渋谷中学の文化祭に参加しました
 一昨日の土曜日に地元の渋谷中学の文化祭に「折り紙」「テーピング」に参加しました。わざわざ本校のために二教室を提供してくださいました。副校長先生を始めとする先生方が積極的に参加してくれました。渋谷中学から大変喜んでいただきました。お礼にということで立派な菊の花をいただきました。幼稚園の玄関の前においてありますので鑑賞してください。
 宣真高校は、他の高校ではありえないような地元との密接なつながりがあるからこそ文化祭にも誘っていただけるのです。このように地元から支えられた学校が宣真高校です。そんな地元から愛された宣真高校、これからも地元と積極的にかかわりを深めて、地元の誇りの学校として、生徒のみなさんと共に頑張って行きたいと思っております。
 11/8(日)には池田市上げての行事 「エコカーニバル」が本校のグランドで実施されます。市長さん、教育長さん等を始めとする池田市の中心になる方々や市民のみなさんが本校のグランドに集まります。生徒のみなさんもぜひ当日お手伝いをしてください。もちろんお手伝いをしなくても、見学も大歓迎です。
 宣真高校としては、地元の方々の寄付でできた学校ですので、地元の方々に校舎やグランドを使っていただきたいと思っております。
posted by sgh6 at 18:49| お知らせ