6月の全校朝礼
宣真高等学校
校長 河村繁
校長 河村繁
去る5月26日〜27日に、新入生の人たちと高野山の宿坊に一泊して参拝して来ました。私達を見守ってくださっているお大師様に宣真高校の入学の報告に行ってまいりました。高野山では生憎の雨で、健康を心配しましたが、無事帰ってくることができました。
新入生のみなさんは、「身だしなみ」もきっちりでき、誰一人集合時間に遅れることなく、整然とした集団行動がとれました。私は毎年、新入生のみなさんと参拝に行っておりますが、今年は例年以上に礼儀正しく参拝ができ大変喜んでおります。宣真高校の校長であることに、とても誇りに思いました。
泊めていただいた宿坊の方や、街のみなさんから、皆さんの礼儀正しさにおほめの言葉をいただきました。高野山の街のみなさんは、毎年宣真高校生がいつ参拝に来てくれるのかと首を長くして待っておられます。宣真高校の参拝が高野山のみなさんの大きな話題になっているのです。
びっくりしたことがあります。宿坊やお土産屋さんなどに宣真高校の卒業生の関係者がたくさんいらっしゃることです。宣真高校関係者だけでなく、高野山の街のみなさんは宣真高校のファンだとおっしゃいます。宣真高校と高野山とは深いつながりがあるのです。高野山のある和歌山と宣真高校のある池田市とは遠い距離ですが、心はとても密接につながっていることが分かりました。
来年の新入生から土曜日授業の実施を伴う週6日制にいたします。在校生のみなさんは、一部のコース以外は週5日制のままです。来年の新入生から土曜日授業をすることで、平日の7時間授業を6時間授業にすることができます。7時間授業の場合、終礼の終了が午後4時10分頃になり、放課後の学習活動や部活動が制限されてきました。今後は、放課後の学習活動や部活動を活性化して行きたいと思います。
東日本大震災による福島の原子力発電所の放射能汚染は全世界に衝撃を与えました。今まで安全といわれてきた原子力発電所が、必ずしも安全でないことが分かりました。今各国で原子力発電所の存続について議論されています。ドイツでは10年後には原子力発電をなくすと発表されました。原子力発電の危険性は、福島の発電所のように地震や津波による破壊だけでなく、使用済みの燃料が長期にわたって放射能を出すということです。その処理方法がまだ解決できていません。その危険性も指摘されています。
日本全国での原子力発電の割合は26%です。しかし関西では比率が高く48%です。福島の原子力発電の事故で、地震の可能性があると言われている静岡の浜岡原子力発電所の自主的停止を政府が要請しました。原子力発電所は、発電を停止して定期的検査をしなくてはなりません。定期検査で停止している原子力発電所の再稼動の許可が得られなくなっております。そのために、この夏の電力不足が叫ばれ、無駄な電気を使わない運動が起きています。JRでは駅のホームでの消灯、ないしは一部消灯が検討されています。JR九州ではすでにこの6月から実施されています。
本校でも、生徒のみなさんに以下のお願いをしたいと思います。これから暑くなります。@過度に低いクーラーの温度設定をしないでください。Aこまめに電気を消してください。できるだけ窓際の消灯をお願いします。B他の教室に移動する時は、クーラーや電灯は必ず消してください。Cさらに電気を必要としている、水道やガスの節約に努めてください。Dこれは学校だけでなく、皆さんの家庭でも実行してください。みなさんの電気を始めとするエネルギーの節約をお願いいたします。これは宣真高校のためにお願いしているのではなく、この社会で生活しているみなさんのためにお願いをしているのです。協力をお願いします。